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ゲリー・ボーネルの説くアカシャ④

 アカシャはシンプルなエネルギーであり、人は葛藤を抱えていなければ誰でもアカシックレコードを訪れて情報を得ることが可能であるとゲリーは書いている。
但しエネルギーの本質を理解して、自分の中の葛藤をある程度解放できればの話しである。
無論、葛藤があってもアカシャにはアクセスできるが、その場合は解釈を間違ってしまう可能性がある。

 実のところ誰でもアカシックレコードにアクセスしているらしいのだが、ただそれに気がついていないだけなのだ。アクセスの頻度は、毎日、いつでも繋がっている。
考えてみれば、これは至極当然のことだ。
説明不能の行動パターンや湧き上がってくる強い衝動、明晰夢やインスピレーションや霊的な悟りのような形で誰もが無意識にアカシックレコードと繋がっているとゲリーは説いている。いつも同じ道を通る人が、何かを感じて別の道を通った。そしたら常のそのルートで悲劇が起こっていた。その人は別の道を選んだお陰で、悲劇に遭遇せずに済んだ。
こういったアカシックレコードからの直感的な情報は、誰でも受け取っているのだ。

 だが自己中心的で自分自身の置かれている環境や状況の中にドップリと取り込まれてしまっていたならば、アカシックレコードからの情報を認知することが出来ないのだという。
アカシックレコードからの情報を認知するには、捕われてしまっている何かを理解して解放し、自分の意識を外に向けることが必要になるのだ。
それが出来れば、いつでもアカシックレコードの情報に繋がることが可能になるのだとゲリーはい主張している。
情報は夢を通してやってきたり、何かを考えていて「どうして今これについて考えているのだろう?」と思ったりすることもある。これは「第六感」「虫の知らせ」といったものだ。

ゲリーに言わせれば「恐れ」もそうだ。蜘蛛や蜂を見て恐れる人が居るとする。それは過去に起因するのではなく、未来に対しての何かの警告かも知れない。それが葛藤を手放して自分を解放していれば、「合点が行く」という感じで分かるはずだと。
 この間隔感覚は人々にとってとても有益で特にアカシックレコードを読むテクニックや能力がなくとも、単純に自分を開いて情報を受け取り、その情報に耳を傾けるだけでちゃんとガイドされているのである。

 アカシックレコードは起こる可能性のある危険を未然に回避したり、問題を最善の方法で切り抜けたりするのに役立ち、また理由の分からない癖を理解するのに役立つ。
しかし、恩恵はそれだけだとゲリーは述べている。
アカシックリーディングの能力を、それ以外に使う人々が居ます。人の未来を予言する、未来を読んでお金儲けをするなどは十分に可能なことであるが、それはお奨めしない。
アカシックリーディングに限らず、全ての超常現象というものは罠だとゲリーはいう。
その理由は多くの人が超能力を持つと、その超能力を持った自分と自分の本質を同一視してしまうからなのだ。

 私は今にして思えば、アカシックレコードにアクセスしたのではないかと思う体験がある。その体験とは交通事故の直前に、映像付きで事前に事故を経験したことだ。
追突されて衝撃を受け、前のめりになる自分の姿を衝撃の感覚と供に見せられたのだ。
その時の私はその情報を素直に受け取らず、「嫌なものを見たなぁ」程度で納めていた。だから実際に事故に遭った。見せられた映像と実際の事故に遭遇した感覚は、全く同じものだった。唯一の違いは、映像には無かった急ブレーキの音が聞こえた事だけだった。

by bric_3410 | 2013-04-11 22:32